千葉県流山市の寺院

清瀧院の創建時は詳らかには判りませんが、中世文書等々を見ますと、永正元年(西暦1504年)に伝法潅頂(僧侶になる為の修行)を行った旨の文書があります。これにて推測するに開創は永正元年より遡ること凡そ50年。1450年代になろうかと思われます。何故なら伝法潅頂を執り行うには相当の準備と仏具の調達が必要とされるからです。清瀧院のある流山市名都借は小金の牧にあり、放牧地でした。その野馬奉行であった綿貫夏衛門の墓石が清瀧院にはあります。

荒井山・清瀧院について

清瀧院は、戦国時代、53か寺を有した真言宗の寺院です。山号は荒井山(こうせいざん)。本尊は不動明王で、大日如来の化身です。清瀧院の本尊不動明王は秘仏なので、一切開扉しません。

境内には金剛力士像や流山七福神の寿老人像(じゅろうじんぞう)、保存樹木のイチョウやサクラなどがあります。

「金剛力士像」および「絹本著色不動明王及二童子像」が市指定の有形文化財になっています。

しだれ桜

清瀧院は、関東花の百ヶ寺六十二番霊場札所となっています。境内にある樹齢400年の「しだれ桜」がよく知られています。

開花の季節になると、夜はライトアップされます。美しい夜桜もおすすめですので、ぜひお越しください。

寿老人(神)

流山市内には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、布袋尊、弁財天、福禄寿、寿老人の七福神が祀られています。

清瀧院の境内には、流山七福神の一つ「寿老人」が祀られています。寿老人は、寿老神とも書かれ、長寿の神様で老人の化身の神とも言われています。

長命、富財、与宝、諸病平癒の神でもあります。人々の安全と健康を守ります。

金剛力士像(流山市指定有形文化財第十二号)

像高各2メートル20センチの金剛力士像。向かって右が口を開いた阿形像、左が口を閉じた吽形像です。

一般に仁王像といわれ、もとは寺院の入口の仁王門内に安置されていたものと推測されます。

頭部はおおむね前後に矧ぎ、体部は12~13センチ幅の堅材を矧ぎあわせて中を空洞につくっています。江戸時代末期の作と考えられています。

江戸川大師霊場

江戸川大師八十八か所霊場三十五番札所です。お大師様を祀る小さなお堂があります。

御詠歌
澄む水を汲めば心の清龍寺 波の花散る岩の羽衣

また、隣には菅原道真公を祀る小さなお堂があります。

清瀧院墓苑

この度、清瀧院境内墓地を広く一般に開放し、ご希望者にお分けすることになりました。ご先祖様や亡き人の供養を通じて心のつながりを確かめ、感謝の気持ちを持ち続けるためにも、近くに墓所を建立し、折につけお参りしたいものです。大きさや予算に応じた区画をご用意しておりますので、お気軽に現地をご覧ください。